こんにちは。中野です。

今回は、遺言書を書くことをオススメするケースの③として、「相続人同士が仲が悪いパターン」についてご説明いたします。

核家族が進む世の中

昔はテレビアニメのサザエさんのように結婚しても親と一緒に住むケースが多かったですが、現在は結婚すると長男であっても家を出ていくケースが多いです。

そうなると、一同が集まるのはお盆や正月のみ。という状態になり、疎遠になります。

顔を合わす機会が減るとコミュニケーションが取れなくなり、自分のことを優先に考えるようになります。

いくら子供の頃は仲が良かったとしても、財産分与の話になると人が変わったようになり、財産分与が終了するとそれ以来 お盆や正月にも顔を出さなくなるという話もあります。

亡き後にも残された家族が仲良くしていって欲しい

自分が生きているうちは仲が良かったのに、自分の財産問題で家族が仲悪くなる。

これまで仲が悪かったけどこれからは力を合わせていって欲しいなどいろいろ思いがあると思います。

単なる財産分与のための遺言書でなく、亡くなられた方の気持ちを遺言書に残すことで残された家族が今後も仲良くすることが可能になります。

具体的には

具体的には、単なる財産分与の遺言書でなく、

  • 〇〇は、今後も長男として引っ張っていって欲しいから △△を譲る
  • ●●は、体調面に不安があり子供も多い。生活面の足しにするために □□を譲る
  • それぞれ盆と正月などは一同集まること
  • 財産分与としては以上となるが、◎◎家が私亡き後も力を合わせて頑張っていって欲しい。

など遺言者の気持ちを添えて遺言書にすることが大切です。

まとめ

遺言書は単なる財産分与のツールではありません。

遺言者の意思を残された家族に伝えることが大切です。

ちょっとした一言が争いを防止し、今後 家族のつながりを強くしてくれることでしょう。